アルゼンチン産の赤エビ。
大きく食べ応えもあって、とても安いですよね。
それがさらに半額になっていたので、ちょっと豪華にいただくことにしました。
ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。
目次
1 アルゼンチン産の赤エビで作ったもの
2 アルゼンチン産赤エビはなぜ安い?
1 アルゼンチン産赤エビで作ったもの
スーパーで赤エビが半額になっているのを見つけ、エビ大好物の息子とたっぷりいただきました。
堪能。
そのあとのカラはまとめてギリギリの水を加えてコトコト。
エビダシをとりました。
翌日の昼には、冷やご飯とエビだしを合わせて温め、フィリピンの発酵エビ調味料バゴーンを加えて調味(塩だけでも美味しいと思います)。香菜を最後に加えて、手抜きリゾット風&野菜たっぷりスープ。
お刺身も美味しかったですが、この手抜きリゾットも相当美味しかったです。
2 アルゼンチン産赤エビはなぜ安い?
食べながら息子が、「アルゼンチンの赤エビって、どうしてこんなに安いんだろうね?」と一言。
ちょっと調べてみました。
アルゼンチンの赤エビは全て天然。
大きな群れを作る習性があるので、底引き網で文字どおり一網打尽に効率よくとれるのだそう。
それを船上ですぐに冷凍して輸送するので、日本でも生で食べることができると言います。
(参考:水産×ITベンチャー企業 めだか水産広報部HP )
どのくらいとっているのかを調べてみると、以下のような数字を見つけました。
2009年では5万3千トンほどだった水揚げ量が年々増加し2018年にはなんと24万4千トンにも及んでいる。
2017年の日本の輸入量は2万1千トンあまりとなっている。(フーズリンク「旬の食材百科」)
底引き網?そんなに急に漁獲量が増えて大丈夫?と心配になりますが、
日刊水産経済新聞の2019年1月15日の記事によれば、
”資源状況を心配する声も上がっていたが、現地情報では楽観的な見方が主流で、1年魚のアカエビを獲り切る懸念はほぼ聞かれない。”
とのこと。
アルゼンチンの赤エビは成長が早く一年で漁獲サイズになるのだそうです。
でも、本当に大丈夫なのかな?とちょっと思ったりもしつつ、12尾で590円を、2食に渡って楽しませていただきました。
サカイ 優佳子
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