【日々の食】カーボロネロと自家製アンチョビのパスタ

カーボロネロとアンチョビとチーズのパスタ

イタリアのトスカーナが原産というカーボロネロという野菜、3年前に福井市の仕事を担当した時に(なぜかMCまで任され、、w)、福井でも作っているのだとちょっと驚いた記憶があります。日本語だと黒キャベツ。

福井のカーボロネロ

2017年11月、都内で開催された福井市の食を広めるイベントで展示されたカーボロネロ

らでぃっしゅぼーやの「いと愛づらし野菜」シリーズで届いたので、パスタソースにしていただきました。

ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。

目次
1 カーボロネロとは
2 カーボロネロのパスタが美味しくできました
3 お供は、チキンのモロッコ風トマト煮込み


1 カーボロネロとは


結球しないキャベツで、ケールに近い品種。
黒という名前はついていますが、黒っぽい濃い緑をしています。
煮崩れしないので煮込みに向いているとされますが、キャベツにはない苦味があります。

黒キャベツ イタリア野菜のカーボロネロ


2 カーボロネロのパスタが美味しくできました!


カーボロネロは少し硬いのが気になったので、さっと茹でてからぎゅっと絞って、自家製アンチョビとオリーブオイル、パルミジャーノレッジャーノと一緒にフードプロセッサーに。なければ包丁で叩く、で可。

フライパンに赤唐辛子の輪切りとにんにくのみじん切りをオリーブオイルとともに入れて弱火で香りを立てたら、茹で上がったパスタとカーボロネロ+アンチョビ+チーズのペーストと、茹で汁少々を入れて乳化させつつ炒め、美味しいオリーブオイルをひと垂らし。

これが、かなり美味しくできました!
使ったパスタはカザレッチェ。

カーボロネロとアンチョビとチーズのパスタ

3 お供は、チキンのモロッコ風トマト煮込み


パスタのお供には、トマトペーストが残っていたのでそれを使おうと、鶏肉と玉ねぎ、レンコン、干し椎茸、人参、ドライクランベリーとレーズンを具にしたモロッコ風の煮込み。
にんにく、ベイリーフ、シナモンスティック、カルダモン、クローブで風味づけ。
最後にカイエンペッパーで味を引き締めます。
味付けは塩胡椒のみ。30分ほど煮込み、汁気を少し煮詰めることで旨味が引き立ちます。
トッピングにパセリ。
ワインとともに、美味しくいただきました。

チキンのモロッコ風

カーボロネロ、まだ普通のスーパーで見かけることは少ないと思いますが、もし出会ったらぜひ。
このパスタソースかなり美味しくできましたよ。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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