ウチの定番、ドロドロ酒粕鍋の作り方

うちの定番ドロドロ酒粕鍋

サステナブル料理研究家のサカイ優佳子です。

寒い日には鍋の登場回数が増えますよね。
ウチの定番鍋の一つ、ドロドロ酒粕鍋は、とにかくあったまるし、お客様にも好評。
「こういう鍋、外ではみないよね」と家族。
今日はそんな酒粕鍋の作り方をご紹介しますね。

ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。

目次
1 ドロドロ酒粕鍋の材料
2 ドロドロ酒粕鍋の作り方
3 もちろん最後はお雑炊に


1 酒粕鍋の材料


ドロドロ酒粕鍋

酒粕たっぷりでドロドロに。これが美味しいんです。

用意するものは
豚細切れ肉、にんにく、生姜、ねぎ、こんにゃく、大根、人参、ごぼう、椎茸、酒粕、味噌、みりん、醤油、油、昆布ダシ。
他、セリとか春菊とか、白菜とか好みで適宜。まあ、家にあるものをあれこれ入れるという感じです。
あと、オススメは車麩(戻し方などは後述)。


2 ドロドロ酒粕鍋の作り方


さて、作り方です。

にんにく、生姜をみじん切りにして弱火で炒めて香りを立てたら、豚肉も一緒に炒めます。

ここに昆布だしを注いで、下ゆでしたこんにゃく(が合うんです)、短冊切りにした大根、人参、適当に切った他の野菜を入れて煮ます。

柔らかくなってきたら、酒粕たっぷりめ(普通の大きさの土鍋でお玉山盛りくらい)と味噌がその半分くらい。
好みでみりん少々。先日はみりんの絞りかす「こぼれ梅」があったので、みりんの代わりにそれを入れました。
あとは、味を見て醤油で加減。

昆布ダシは、昆布を水に入れて冷蔵庫で常備しています。
もしなければ、昆布を一緒に入れてしまえばOK。

辛いのが好きだったら、粉唐辛子を加えても。
山椒も合います。

もしあれば、是非車麩を入れてみてください。
私は1時間くらいは水に浸けて十分戻してから使います。
下の写真のように大きくなります。
この水気を絞って、一口大より大きめに切って加えます。
汁を吸った車麩、と〜っても美味しいのです。

車麩は戻すとこんなに大きく

車麩はしっかり戻すとこんなに大きくなります

豚こまで十分のお気楽鍋です。
鶏モモ肉で作っても美味しいと思います(我が家はいつも豚ですが)。


3 もちろん最後はお雑炊に


グツグツ煮ているうちに煮詰まってきて、最後はドロドロになります。
で、ここにご飯と卵を入れてお雑炊にしましたよ。
生姜と酒粕パワーで体の中から温まります。

酒粕鍋で雑炊

酒粕鍋のお雑炊。冷やご飯と卵を入れて。今回は翌朝に。

ドロドロ酒粕鍋、是非作ってみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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