きくらげとねぎのポン酢炒め&バリエーション〜乾物料理のプロのレシピ

キクラゲの酢醤油炒め

食感が魅力のきくらげが主役の簡単炒めものです。

戻しておきさえすれば、あっという間に作れます。

材料

  • 乾燥木耳(きくらげ) 20g
  • 長ねぎ 10cm分
  • ごま油 適量
  • 生姜 6g
  • ポン酢 25ml、あるいはA[醤油大さじ1、酢小さじ2]

これに豚細切れ肉を加えて炒めれば、メインのおかずにもなります。

作り方

  1. きくらげは、水に15分〜1時間ほど浸けて戻したら固い部分を切り落とし、食べやすい大きさに切る。
    キクラゲの石突をとる

    キクラゲの石突をとる

  2. フライパンに、ごま油と生姜の千切りを入れて弱火にかけ、香りをたてたら、水気をきった1を加えて中火で炒める。
  3. 全体に油が回ったら斜め薄切りにした長ねぎを加え炒め合わせ、ポン酢あるいはAを鍋肌から回しかけて調味する。
きくらげは、ものによって戻し時間に大きな差があります。
戻しすぎによって味が落ちることはあまりないので、私は夜に使うなら朝から水に浸けておくようにしています。

酢を替えると、もっと中国風に

ポン酢でも十分美味しいし、手軽ですが、酢醤油で炒めるのもおすすめです。

さらにはその酢を中国の酢に替えると、より本格的な味わいになります。

山西老陳酢

こちらは、原材料が、たかきび、小麦とえんどう豆の麹、小麦ふすま、粟という、なんかすごく体に良さそうな感じなんですよね。

業務スーパーでも売られています。

中国在住歴9年の娘のおすすめです。

「この香りだ〜!中国だ〜!庶民の味だ〜と思うのよね」と。

鎮江香酢

日本では、こちらの方がよりポピュラーかもしれません。

原材料は、水、もち米、ふすま、食塩、砂糖。

中国のお酢を初めて使う場合は、こちらの方がクセが少ないのでおすすめです。

初出 : 東急百貨店東横店Foodshowのサイト
木耳のさっぱり炒め

キクラゲの種類や戻し方、他のレシピ

キクラゲの種類や戻し方のほか、レシピも色々ご紹介しているので、こちらもご覧くださいね。

すき昆布とエノキダケの梅和え〜乾物料理のプロが解説

 

サステナブル料理研究家、一般社団法人DRYandPEACE代表理事のサカイ優佳子です。

サカイ優佳子

2011年からは特に、現代のライフスタイルに合わせた乾物の活用法の研究、発信に力を入れ、著書14冊(うち、乾物関連7冊)になりました。

著書

主な著書

  • 食品ロス削減
  • 省エネ
  • もしもの時の備え

そして意外かもしれませんが、料理を時短にしてくれるのが乾物

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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