3回、あるいは4回巻いて作る車麩は、新潟の特産品です。
じっくり戻した車麩は食べ応えもあり、
いろいろな料理に使えますよ!
今回ご紹介するのは、車麩のピカタです。
水戻ししないで作るのがポイントです。
水戻ししない車麩のピカタ

車麩は直接卵液で戻します
材料
- 車麩 2枚
- 卵 1個
- 牛乳 60ml
- パルミジャーノレッジャーノのすりおろし(粉チーズも可)大さじ2
- 好みでカレー粉orガラムマサラ 少々
- 油 適量
- 胡椒 少々
作り方
- 卵、牛乳、パルミジャーノレッジャーノ、(カレー粉)をよく混ぜる。
- 車麩を1とよく絡め、蓋をして冷蔵庫で7〜8時間戻す。
- フライパンに油をひき、2を弱火でじっくり両面焼く。
- 仕上げに胡椒をひく。
アレンジ例
カレー粉やガラムマサラの代わりに、クミンパウダーでも。
カレー粉やガラムマサラを入れずに、仕上げにシソ(大葉)や青ネギをふってちょっと和風に。
ここがポイント!

車麩水戻しと卵液戻し
水で戻してから卵液に浸けると、水が入っている分、味を吸収してくれなくなります。
上の写真の、左が水戻し、右が直接卵液で戻したものです。
左の状態から水を絞ったとしても、卵液を中まで吸ってくれそうにはないですよね。
実際、フレンチトーストで食べ比べをしていただい時、水戻ししてから卵液に浸けたものは、文字通り水っぽいとのコメントをいただきました。
時間はちょっとかかりますが、ぜひ卵液で直接戻す方法をお試しくださいね!
乾物は、水で戻すのではなく、水分で戻すんです。
そう覚えておくと、さまざまな応用ができますよ!
車麩の保存法、戻し方、レシピ
車麩全般についての情報や、その他のレシピはこちらからご覧ください。
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サカイ 優佳子
サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事 東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。 食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発。 料理教室を開催、食品メーカーさんのメニュー開発などを手掛けている。 料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。 著書14冊。メディア出演多数。 食に関するメルマガ「サカイ優佳子の 楽しく 美味しく未来を創る」などを発行している。
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