マコモダケとワイルドライス

まこもだけの季節になりましたね。
タケノコにも似た食感が心地よく、アクがないのでアク抜きも不要、クセのない味のため、様々な料理に使えます。

今回はまこもだけについて、書いてみます。

ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。

目次
1 まこもだけとは?
2 まこもだけの美味しい食べ方


1 まこもだけとは?


まこもだけは、JAのホームページによると
水辺で育つイネ科の植物マコモの若い茎が肥大化したもの
とのこと。
若い茎というので調べてみたら、多年草だそうです。
ダケとつきますが、キノコではありません。

まこもだけの旬は9月中旬くらいから11月ごろ。

ちなみに、マコモの一種アメリカマコモの実は、ワイルドライスと呼ばれる高級食材。
ウチでは、アメリカに25年以上住んでいた義母のワイルドライス・キャセロールのレシピが定番です。
こちらは一年草だとのこと。
かつては北米の先住民が、カヌーで収穫していたと言います。
ライスという名前がつきますが、米とは違い、タンパク質が豊富で深みのある味わいです。

下の写真は、ワイルドライスのサラダを作った時のもの。
2cmくらいの細長い黒いものがワイルドライスです。

ワイルドライスのサラダ

こうなると、まこもだけができるマコモの実はどんなものなのか、気になります。


2 まこもだけの美味しい食べ方


まこもだけは味にクセがないので、色々な料理に向きます。

私のイチオシは、皮つきのままグリルして中まで火を通し、皮を剥いて中身に塩をつけて食べるというシンプルなもの。
ホクホク、サクサクの食感が美味しいです。
(夕飯写真にあるのがそれです)

普通は、皮を剥いて中身を取り出し、薄切りにして炒めものや汁ものに加えるとか、天ぷらにするなどになるでしょうか。
使いやすい野菜なので、見つけたらぜひ、その食感を楽しんでみてくださいね。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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