常温保存可能な油あげ ふわっと美味しい松山あげ

松山あげ刻み

「松山あげ」という乾物、ご存知ですか?
愛媛県松山市で百年以上前から作られてきた、常温保存できる油揚げです。
久しぶりに見かけたので購入しました。

ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。

目次
1 松山あげとは?
2 松山あげの特徴と使い方
3 おまけ情報


1 松山あげとは?


愛媛県松山市の特産品である松山あげは、封を切らなければ常温で三ヶ月保存できる油揚げです。
百年以上の歴史があるのだそうです。

作り方はこんな感じ。

大豆から豆腐を作り、その豆腐を3ミリの厚さにスライスします(今は機械で可能とは思いますが、当初は手で切っていたとすると、すごい職人技です)。

それをプレスして十分に水気を切ります(これもただプレスしたら、豆腐が潰れるだけですよね)。
ここが、普通の油揚げとの違いということになります。
水分を抜いていることで、長期保存が可能になっているのですね。

それを菜種油で揚げています。

原料は、大豆、揚げ油、凝固剤のみです。
(参考: 程野商店HP https://www.matsuyamaage.co.jp/special/index.php


2 松山あげの特徴と使い方


松山あげパッケージ

「風味を保つために、油ぬきはしないで、そのままお使いください」と注意書きにあります。
料理の一手間が減りますよね。

こちらはきざみタイプ。
大きな一枚のまま売られているものもありますが、手で割れるので、包丁なしで料理に使えます。
むしろ脆く崩れやすいので注意が必要なくらいです。

松山あげ

そのまま食べてみると、とっても軽くふわっとしていて、でもサクッとして、口の中で溶けるような感覚。
一般の油揚げとは全く違う食感です。
油っぽい(カロリー高い)ですが、塩をちょっとふったら、そのままスナックにもなりそうです。

お味噌汁に入れてみると、揚げてある事によるコクが加わり、松山あげ自体はとろ〜んとしてこれがとっても美味しいのです。

松山あげのお味噌汁

炊き込みご飯や煮物など、普段の油揚げに変えて使ってみると、いつもと違う食感と風味を味わえます。
そして、常温で保存できるので、もしもの時にも使える植物性たんぱく質ということになります。


3 おまけ情報


熊本名産の「南関あげ」という油揚げも、ほぼ同じ工程で作られています。
こちらはまだ食べたことがありません。いつか試してみたいと思います。

乾物に関するご質問お待ちしています。
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こちらからどうぞ

 

 

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サカイ 優佳子

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事 外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーがきっかけで食の活動をスタート。 食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物の活用法を中心にしたレシピを開発。 料理教室、食に関する本のオンライン読書会などを主催。 料理教室対象に、オンライン化を含むサポートも行なっている。 著書14冊。メディア出演多数。 食に関するメルマガ「サカイ優佳子の 楽しく 美味しく未来を創る」などを発行 https://www.reservestock.jp/subscribe/113493

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