【食育】ウチの定番カントニーズ・シュリンプを食べながら陸上養殖について考えた

カントニーズシュリンプ

先日、お昼にウチの定番、カントニーズ・シュリンプを作りました。
アメリカに25年以上住んでいた義母が、中国からきていた方に作り方を教わったというもの。
家族みんなが大好きで、娘も作り続けています。

ほぼ同じ内容の音声配信はこちらでお聴きいただけます。

目次
1 カントニーズ・シュリンプの作り方
2 バナメイエビの陸上養殖について
⑴バナメイが陸上養殖に向いているワケ
⑵エビと環境汚染
⑶陸上養殖のメリット
⑷食品ロスを無くして、無駄に食料生産することも無くしたいですね


1 カントニーズ・シュリンプの作り方


カントニーズ・シュリンプは、とても簡単。
でもご飯が進むんですよね。

長ネギ、にんにく、生姜をたっぷりめにみじん切りにして、油で弱火で炒めて香りを立てます。
豚のひき肉を加えて中火で炒めます。
肉の色が変わったら、殻を剥いたエビを加えて炒めます。
鶏ガラスープをたっぷりめに加えて沸騰させます。
醤油で味付け。
水溶き片栗粉(水溶き米粉でも)でとろみをつけます。
卵を一人一個分といて流し入れます。
卵がふわっと固まったら出来上がり。
香菜や青ネギを散らして。

分量は適当で大丈夫です。
味付けも醤油だけなので、味見して量を決めてくださいね。


2 バナメイエビの陸上養殖について


今回はバナメイエビを使いました。
ここ10年くらいでしょうか、スーパーなどで見かけるようになったのは。
6〜7年前、新潟県妙高市の陸上養殖の施設を取材させていただいたことがあります。
バネメイエビを育てていました。


⑴ バナメイが陸上養殖に向いているわけ
なぜバナメイ?と思ったのですが、その理由はバナメイエビの習性にあり、だったんです。
多くのエビは、海底に生息するのだそうですが、バナメイは浮いているんだそうです。
つまり、同じ面積の工場であれば、より多くのエビを育てることができるということになりますよね。
水深を深くすれば、たくさんのエビが飼えるということになります。

この会社、その後どうなっているのかな?とHPをみてみたところ、薬を使わない安心で安全な国産の養殖エビを提供したいと、今はその養殖技術を国内外に広める仕事もされるようになっていました。


⑵ エビと環境汚染
「エビと日本人」という1988年に書かれた名著、お読みになった方も多いと思いますが、日本人が食べているエビがどこでどんな風に育てられているのか、それが現地にどんな影響を及ぼしているのかが書かれています。

海の一部を養殖場として、少しでも多くのエビを育てたいがために、密な状態でエビを育てます。
病気にかかりやすくなるので、抗生物質を大量投与。
こうした薬剤や、一箇所に多くのエビを育てることによる排泄物などの堆積によって、その一画が使えなくなると、新たにマングローブを切り開いて養殖場とするの繰り返し。
私たち日本人は、エビを食べることを通じて、インドネシアのマングローブの減少や海の汚染と繋がっています。


⑶陸上養殖のメリット
陸上養殖のメリットは、海がなくても、市場の近くに工場を作ることができるということが一つ。
そしてもう一つが、海を汚染せずに済むということにあります。
コスト面については、取材に伺った当時はまだ未知数という状況だったのですが、今はコンサル業も始めているほどなので、ビジネスとして成り立つ方法を確立されたということなのだと思います。


⑷食品ロスを無くして、無駄に食料生産することも無くしたいですね
日本では、食べられるものの3割程度を捨てているといわれています。
先進国のほとんどは同様。
となれば、その捨てられる食べものの分まで生産しなければ、資源が無駄に使われることはなかったことにもなります。
環境や、命を失った生きもの、労働力などなど。

買いすぎる、食べすぎることを無くしていくように心がけていきたいと、改めて思ってしまいました。

 

 

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コメント

  • コメント (2)

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    • 藤原和男
    • 2020年 10月 25日

    安心安全の観点からひと言。
    抗生物質耐性菌の蔓延から家畜・要則現場での抗生物質使用を控える機運が広がりましたが、それもつかの間の光明で、現実は霞が関の官僚たちは天下り先確保のために化学物質を使用させる策を練っています。
    養鶏分野において年間累計3万羽の提供を受け抗生物質不使用の飼料による肥育テストを実施し成功しました。続いて、エビ養殖現場において37万尾
    の抗生物質不使用の餌による養殖テストに着手しました。
    ところが、昨年12月に省令としてエビ養殖に際しては抗菌剤を必ず使用することが義務付けられました。抗菌剤を含まない餌を製造販売した場合は省令違反で罰せられ、養殖販売した者も同様に省令違反者として罪に問われます。
    背後に厚労省と農水省の激しい利権争いを感じさせますが、そこに国民の福祉を意識させる視点はないと感じています。
    悲しい現実です。
    海外の著名なナチュラリストが日本訪問を避けたがる要因です。

      • SakaiYukako
      • 2020年 10月 25日

      藤原様
       コメントありがとうございます。
       「昨年12月に省令としてエビ養殖に際しては抗菌剤を必ず使用することが義務付けられました。抗菌剤を含まない餌を製造販売した場合は省令違反で罰せられ、養殖販売した者も同様に省令違反者として罪に問われます。」については、驚くばかりです。

       

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