ズッキーニのチーズグラタン〜料理研究家の定番レシピ

ズッキーニのチーズグラタン

この食材があれば、これを作ろう!

という定番的な料理というのが、考えてみたらそれなりの数があることに気づきました。

この料理「ズッキーニのチーズグラタン」もウチの定番の一つ。

もう30年以上作り続けている、ズッキーニのチーズグラタンをご紹介します。

(2023年7月追記)

 

 

1 ズッキーニって?

ズッキーニ

ズッキーニは、かぼちゃの仲間。

6月から9月くらいに多く出回ります。

私が子どもの頃には、ズッキーニをみたことがありませんでした。

日本で広く知られるようになったのは1980年代くらいと、比較的新しい野菜です。

政府の地域特産野菜生産状況調査によると、1990年には900tだった生産量が、2020年には11,300tと大幅に増産されてきました。

出典 e-stat 統計で見る日本 地域特産野菜生産状況調査

最近ではどこのスーパーでも見かける定番野菜と言ってもいいかもしれません。

2 ズッキーニの産地

原産地は、メキシコあたりとされているようです。

日本では、長野県、宮崎県、群馬県などが主な生産県です。

長野県の飯山市を訪れたとき、お化けのように大きくなったズッキーニが40本ほども並んでいて、「好きに持って行っていいよ」と言われたのを思い出しました。

3 ズッキーニ料理あれこれ

ラタトゥイユソテーするのが一般的かもしれませんが、ラタトゥイユや、クスクスなどには定番の野菜です。

フリッタータ(イタリア風の卵焼き)に入れたり、チヂミ(韓国ではジョンと呼びます)の具にしたりもします。

アメリカでは、スパイスをきかせたズッキーニブレッドが人気です。

納豆チゲに厚めの輪切りにしたズッキーニを入れるのも、美味しいです。

4 ウチの定番ズッキーニのチーズグラタン

ズッキーニのチーズグラタン ココット入り

ココットに入れて一人分ずつ焼いても

作り方をご紹介しますね。

  1. ズッキーニはフードプロセッサーで細かくする。包丁でみじん切りでも。
  2. フライパンにバターを溶かして一を中強火で炒めて水分を飛ばす。
  3. ズッキーニが小さくなってくるので、それと同じくらいの量の細切りチーズを加えて混ぜる。火は止めて予熱で火を通せばOK。
  4. 好みで生クリームあるいは牛乳少々を加え、塩胡椒で味を調えたら、耐熱皿に移す。
  5. 180度のオーブンで20分ほど上にうっすら焼き目がつくまで焼く。

 

  • チーズにはパルミジャーノレッジャーノが混じると味がしまります。
  • ズッキーニ2本に、チーズ120gくらいを入れる感じでしょうか。
  • 量はアバウトで大丈夫です。
  • オーブンがなければオーブントースターや魚やき器で焼き目をつけて。
  • 4の段階で食べても美味しいです。

 

パンにつけて食べるのがオススメです。

キリリと冷えた白ワインとともにぜひ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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