<簡単レシピ付き>りんごを食べ切るスイーツ作りで家庭からの食品ロス削減

焼きりんご

そろそろりんごが出回る季節も終わりますね。

我が家では、果物のお任せ便をお願いしていて、

秋から冬にかけては、りんごがとにかく毎週入ってくるんです。

生では食べる量にも限界が。

そんな訳で、毎週、何かしらりんごを使って料理しています。

 

1 焼くだけ

一番簡単なのは、りんごを薄くスライスして、バターを溶かしたスキレット(フライパンでOK)でじっくり弱火で火を通して、途中好みでラム酒やブランデーをふり、シナモンパウダーをかけるというもの。
朝ごはんがわりにも食べています。
フライパンで焼くりんご

丸のまま180度に予熱したオーブンにいれて30分で焼きりんご。
芯は芯抜きで抜いていますが、なければりんごを半分に切って焼く、というのもありです。

焼きりんご
味付けなしでも美味しいですよ。紅玉がおすすめですが、他のりんごでも。
焼きたても美味しいですが冷めてからもしみじみ美味しいです。
甘いのが好きな人は、蜂蜜やバニラアイスなどとともにどうぞ。


2 甘煮を作って冷凍しておけば


りんごを8つ割りにしてから小口に切って、砂糖とレモン汁とともに蓋をして火にかけて、甘煮にしたものを冷凍しておくのもお勧め。
砂糖の量はお好みで。
ヨーグルトやホイップクリーム、バニラアイスなどと合わせれば、それだけでおやつや食後のスイーツに。

もちろんパイ生地に入れて焼けばアップルパイ。
そしてクランブル生地を上にかけて焼けばアップルクランブル。


<基本のクランブルの作り方>

  1. バター100gを細かく刻む。
  2. 小麦粉 160g、砂糖 80gとともにボウルに入れて手でさらさらになるまで混ぜる。
    (フードプロセッサーを使えばラクチン)
  3. 耐熱皿に好みのジャムや果物の甘煮を入れた上に、2の生地を手でぎゅっと固めてから載せて広げる。
  4. 180度のオーブンで45分焼く。

クランブルの記事
もう10年以上前に雑誌「栄養と料理」で紹介させていただいた、小学生でも作れるお菓子の一つクランブルの作り方。


3 焼きっぱなしのさっぱりあっさりりんごケーキの例


<りんごヨーグルトケーキの作り方>

昨日焼いてみたのはこんな感じ。
超シンプルに作ってみました。
なんとなく気分で材料を決めて焼いてみましたよw。
りんごとヨーグルトがたっぷり入り、卵もなし。
小麦粉使用量も少ないです。
甘さ控えめ、酸味があってさっぱりした軽いケーキです。

りんごヨーグルトケーキ

材料
りんご 2個(正味400g程度)、小麦粉 100g、砂糖 70g、ベーキングパウダー 小さじ1、プレーンヨーグルト 200ml、油 70ml、すだち汁 小さじ2(レモン、ライムなど可)、ラム酒 小さじ2、シナモンパウダー・カルダモンパウダー 各少々

作り方

  1. りんごは皮を剥いて櫛形に切ってから小口に切り、塩水につけて褐変を防ぐ。
  2. 残りの材料を全てフードプロセッサーにいれて滑らかにする。
  3. 水を切った1と2を混ぜ合わせたら、180度に予熱したオーブンで50分ほど焼く。焼きあがってすぐは生地がトロトロしていて型から外すのも難しいです。
    すっかり冷えてから型から外してくださいね。
    冷えていれば、きれいに切れます。

フードプロセッサーを使うのであれば、粉をふるう必要はないんじゃないかな?と思っている私。
お菓子のプロからすると邪道かもしれませんが、絶品ケーキは外に任せて、家のスイーツはとにかくお気楽に作れるものに限定しているので、作り方もミニマムに。

りんごの季節。
生でもスイーツでも、無駄なく手軽に美味しく食べたいですね。

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事
東大法学部卒。外資系金融機関等を経て、娘の重度のアトピーをきっかけに食の世界に。

食には未来を変える力があるという信念のもと、今のライフスタイルにあった乾物や米粉の活用法を中心にレシピを開発している。
料理教室の開催、企業向けメニュー開発、研修など多数。

料理を自由に発想でき、毎日の料理が楽しくなる独自の「ピボットメソッド」を考案。個人やメニュー開発が必要な方向けのトレーニングも行っている。

著書14冊。メディア出演多数。

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